きれいな地球を守る会

地球温暖化や大気汚染などの環境問題について考え活動する市民団体のサイト

地球温暖化がもたらす悪影響

地球温暖化による影響

地球温暖化が進むことによってどのような影響が生じるのかはまだ分からないことが多いです。
地球温暖化の影響について、最も信頼性の高い考えはIPCC第4次評価報告書のものとなっています。
他にも、イギリスから出されているスターン報告も影響力が強いです。

まず、地球温暖化の影響として自然環境や気象への影響があります。
気温が上昇することにより、海水温が上昇します。
海水面にも変動が生じて、他にも異常気象が増加したり、気候や生態系の変化も起きます。

地形や植生なども変化するため、地球上の動植物に対して大きな影響を与えることになります。
それに関連して、食糧生産にも影響が生じたり、飲料水の確保にも悪影響が生じるでしょう。
生活環境が変化したり、気象や気候の変化によって人的被害を受ける人がたくさん出ることが懸念されています。

社会制度や経済システムにも影響を与えるのではないかと考えられています。
既に氷雪が減少していることが観測されているため、地球温暖化の影響は身近なものとなっています。
日本では米の質が低下したり、降水量の変動幅が大きくなるなどの影響が見られています。

地球温暖化はこのようにさまざまな現象に影響を与えていることが懸念されているのですが、それらの因果関係を直接結びつけることは現時点では難しいです。
どのような影響が起きるのかを予測して、それらに早めに対処しないと手遅れになります。
日本ではこのまま地球温暖化が進めば、21世紀末には17兆円もの被害が毎年生じることが指摘されています。

既に観測されている影響

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地球温暖化による影響は色々と考えられているのですが、実は既に観測されている影響もいくつか存在します。
まずは北極海の海氷の現象です。
長期的な観測により、北極海の海氷が減少傾向にあることが分かっています。

氷は太陽光を反射する性質があるため、この氷が減少することにより、ますます温暖化が進行することが懸念されています。
海氷が減少することによって、北極海の生物にも深刻な影響を与えます。
たとえば、ホッキョクグマは絶滅の危機に瀕しています。

氷床や氷河の移動や融解の速度が加速していることも観測されています。
南極では氷床の後退が加速しており、グリーンランドでは氷床の融解速度が加速しています。

極圏には永久凍土が存在しているのですが、これの融解が観測されています。
永久凍土に閉じ込められていた有機物が分解してしまい、メタンが放出されています。
アラスカでは、山火事が増えていて、それにより有機物が燃焼して、温暖化ガスが放出されています。

他にも多くの国で気温の変化や降雨の変化、山火事の増加などが観測されているため、地球温暖化の問題は深刻化しています。
実際に被害も出ており、研究により地球温暖化が深刻な影響を与えることが分かっているため、早急に対策をする必要があるのです。