きれいな地球を守る会


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砂漠緑化に適した植物[低木~草本編]

砂漠でさえも自生できる強い植物を選ぶ

気温が高く非常に乾燥している砂漠では、普通の植物は生息するのが難しく、移植したとしても人の手が入らないと枯死してしまうことがほとんどです。
しかし、低木や草本の中には非常に生命力、繁殖力が強く、砂漠の中でも自生しているものがあります。
そのような植物を上手に活用して繁殖させることで、砂漠緑化に役立てることができます。

その一つと言えるのが、サーミーと呼ばれる草本です。
特に環境が厳しい流動砂漠でも自生しているケースがあり、流砂があったとしても枯れることなく生き続けるという非常に強い生命力を特色としています。
流動砂漠の砂を何らかの方法で固定することができれば、わざわざ種を植えたりせずとも勝手に生えてくるほどの力を持っています。

こうした植物が砂漠にはいくつかありますので、もともと持っている強い生命力を活かして、緑のじゅうたんを増やしていくことができます。
世話があまりかからないという大きなメリットを持っていますので、上手にこうした植物を利用することで緑化を効率よく進めていけます。

家畜の飼料として有用な植物がよく用いられる

砂漠の緑化では、背が低く簡単に繁殖できる草本類はよく用いられますが、緑化と同時に家畜の上質の飼料となるなど、付加的な利用価値が高い植物が好んで選ばれます。
その一つが、サーホウで牛や羊など砂漠地帯に多い家畜が喜んで食べる牧草ですので、砂漠の緑化と地元産業のサポートの両方につながります。
サーホウは乾燥に強いのはもちろんのこと、寒さにも暑さにも強いという生命力の持ち主です。

砂漠では多くの場合、昼間は50度を超えるような高温乾燥状態になりますが、夜にはマイナス近くにまで下がることがあるという非常に過酷な環境が見られます。
そのような厳しい環境をものともせずに生き続け繁殖する、サーホウのような植物は砂漠緑化にもってこいだと言えるでしょう。

土質を改良するためにマメ科の植物は欠かせない

砂漠の緑化をするためには、単に植物が増えれば良いということではなく、土質を改善してよりたくさんの種類の植物が生育できる環境を作っていくことが重要です。
その点でマメ科の植物は欠かせない存在となっています。
マメ科の植物は根に根粒菌を持っていて、その菌の働きのおかげで窒素を土の中に送り込むことができます。

やせた土地で生き続け繁殖をするという利点がある上に、土質を改良してくれるという大きな働きをしてくれるのですから、砂漠の緑化においてマメ科の植物が主力となっていることもうなづけます。
その代表例と言えるのがサダワンで、繁殖力が強く土質改良性も高いというのが大きな特徴です。


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砂漠緑化に適した植物[中低木~低木編]

定着率も高く様々な用途に用いられることもある低木の緑化利用

砂漠の緑化には様々な植物が用いられますが、全体的には中低木や低木が用いられることが多い傾向にあります。
成長が速くてすぐに定着することや風に強い、育てるのが比較的容易といった理由があります。
そして、こうした低木は家畜用のえさとなったり、人間が食用に用いられる実がつくなどの付加的なメリットを生むことも多いので、好んで用いられることもあります。

その代表例とも言えるのが、ヤンツァイです。
最大で3メートルほどの高さになる低木で、土壌の質を変えるという大きな作用を持っていますので、砂漠の緑化にはぴったりです。
また、苗木で植えることによって定着がしやすく、育てるのがとても楽というのも大きなメリットとなっています。

さらに、栄養価が高いため牧草として利用することができますので、地元の産業に貢献するという点も忘れてはなりません。
地元の人が有用だと思える植物を植えることで、しっかりとその土地に根付くからです。

有用な実を付けるサジーを植える動きが広まっている

砂漠緑化に用いられる植物の中でも特に注目を集めているのが、サジーという低木です。
この植物は、たくさんの根粒菌を持っていますので、土壌を効率よく改良することができて、砂漠を緑化するにはもってこいの低木と言えます。

そして、なによりサジーの実はとても栄養価が高く、日本でもサプリメントなどに利用されています。
重要な産業となる可能性を秘めていますので、砂漠の緑化ということと地元の産業を起こすための重要な植物として注目されています。
繁殖力が強いですし、刈り込んだ枝などは燃料や家畜のえさとしても使えますので、非常に利用価値の高い低木だと言えるでしょう。

流動砂漠でも固着できる低木

砂漠化が急速に進む地域では、砂が絶えず動くという特徴を持っています。
流動砂漠では植物の固定がなかなか難しく、緑化も思うようにいきません。
しかし、そのような環境でもしっかりと固着し繁殖する低木もありますので、よく用いられます。

流動砂漠で最も用いられる植物の一つに、サリュウがあります。
挿し木で簡単に繁殖するという特徴を持っていますし、しっかりと根を張って力強く生きますので、砂漠の緑化にはぴったりです。
荒くても人の手を加えると、確実に繁殖してくれますので効果的な植物と言えます。

刈り込んだ枝などを燃料や家畜のえさとして用いることができますので、地元の人の益にもなる低木で様々なメリットをもたらします。
中国などでは砂漠の緑化のためにこのサリュウが用いられることが多く、効果が実証済みという点も確実に砂漠緑化を進めるためにプラスポイントです。


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砂漠緑化に適した植物[高木~小高木編]

植物を砂漠に定着させるためには植物の選定が重要

砂漠化が進んでしまっているところでは、砂という非常にもろい土壌しかありませんし、その土地には栄養や水がほとんどないため、植物が育つにはとても厳しい状況です。
そのため、砂漠に何らかの植物を移植して固着させるためには、砂漠でも確実に育つような植物を選定することが、砂漠化対策のカギとなります。
同じように見える砂漠でも、土地によって湿度や気温、降水状況、地元の人たちの産業などが異なるため、土地に合った植物を選ぶというのも重要です。

砂漠を緑化するために用いることができる植物のタイプはいろいろありますが、高木や小高木を育てることができれば、緑ゆたかな雰囲気となって大きな変化を感じることができます。
また、こうした植物はより寿命が長いですし固着力も強いので、砂漠緑化を強力に推し進めるための大きな力となります。
運搬や移植は低木や牧草などに比べると手間や費用、技術も必要になりますが、それだけの価値があると言えるでしょう。

実績の高い植物を利用することが多い

砂漠に適した植物かどうかは実際に植えてみないと分からないという部分もありますので、今までの砂漠緑化の取り組みの中で成功を収めてきた木を使用する例が多くなっています。
その代表と言えるのがポプラです。
ポプラは熱にも強く乾燥にもかなり耐えられる高木ですので、中国の砂漠などに多用されています。

幹の様子や葉を付ける様子もとてもきれいで街路樹などに利用されることも多いということもあり、砂漠の緑化を象徴付ける代表的な樹木と言えます。
挿し木で簡単に殖えるという特徴もポプラのメリットを増していて、現地で簡単に緑化に使える植物を増産し、植えつけられるというメリットがあります。

また、高さが35メートルにもなるカラマツも場所を選んで使用されます。
成長がとても早く根を広く張りますので、水をため込む力が多いという特徴を持ち、砂漠の緑化にはもってこいの樹木です。
カラマツは林業においても重要な樹木で、腐りづらく堅牢な材質となりますので、地元の産業を盛り上げるためにも役立つというメリットがあるのも重要なポイントです。

食用しても用いられるような植物を利用する

単に砂漠化を食い止めるだけでなく、食用にもなる小高木を植えることで、地元の人たちが大事にするというメリットを生み出すこともできます。
たとえば、ヤマアンズは乾燥に強く砂漠にも耐えられる植物で、種子を杏仁豆腐や漢方薬の原料にすることができます。
成長も早く栽培が簡単というのもこの植物の利点です。

また、スナナツメは葉の部分は家畜のえさになり、実は穀物の代わりになるほどの栄養分があり、食用として適しているという特徴を持っています。
こうした植物を植えることにより、様々なメリットを地域にもたらすことができます。


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砂漠化に対する日本の取り組み

発展途上国における砂漠化を多角的にサポートする

地球環境を守るための取り組みとして、日本政府では砂漠化を食い止めるための様々な取り組みを行っています。
砂漠化が進行している多くの地域は発展途上国であるため、先進国である日本が資金や技術、人的パワーの援助を行い、少しでも砂漠化を食い止め、地元の人々の生活を守ると同時に、地球全体の環境破壊のスピードを食い止めるという役割を果たしています。
多角的な取り組みを行っていて、こうした国への資金援助や、砂漠化の長期モニタリング、地域ごとに異なる砂漠化のプロセスに関する研究と対策方法の開発、技術者の派遣などがなされています。

さらに、環境保護のために活動している国際機関への援助を行い、様々な国で効果的に砂漠化対策が推し進められるようにしています。
砂漠化は一つの国だけの問題ではありませんので、世界各国が協力して取り組むことが非常に重要なのです。

高い技術力と科学的見地からトータルサポートを行う

砂漠化を食い止めるためには、その地域でどうして砂漠化が発生して、どの程度のスピードで進行しているか、どのような対策が有効なのかなどをきちんと突き止める必要があります。
その土地の気候などの要素の他に、地元の産業や生活習慣などが大きく関わっていることが多いため、綿密な地元での調査が必要となります。
そこで、この分野での経験と高い専門知識を持つプロを現地に送り込み、正確な調査を行っています。

そして、具体的にどのような手法で砂漠化を食い止められるかを研究し、それを実行するためのメンバーをJICAを中心とした組織で送り込んでもいます。
さらに、地元の人たちが砂漠化をもたらす原因を作り出しているのであれば、その習慣を改善する必要がありますので、地元の人たち向けの教育活動を行うというのも重要な活動となります。
このような総合的な取り組みによって、確実に砂漠化を食い止めるために有効な対策を実行できるのです。

砂漠化には複雑な様々な問題が絡み合っている

砂漠化が起こる原因には、単に気候の変動や地元の人たちが行う産業の種類や方法だけが関係しているわけではありません。
その地域で起こる戦争や紛争、貧困問題などの解決が難しい複雑な問題が絡み合っていて、単に技術的な解決策を提示するだけでは砂漠化を真に食い止めることは難しいケースが多いのです。

そこで、日本政府では技術的な支援と共に、経済や政治問題、ジェンダーについての問題などを解決したり、教育を与えたりできる人員を派遣しています。
このような多角的な援助によって、一時的ではなく長期的に砂漠化を防ぐための手段を講じることができるようになっています。


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砂漠化の対策について

草方格と呼ばれる緑のじゅうたんを砂漠に敷く

砂漠化が進行する大きな理由は、乾燥と風によって砂が移動してその領域を広げるということにあります。
そのため、砂漠化を食い止める大きなポイントは、砂が移動しないように砂をその場で固定するということです。
もちろん、何らかのシートで砂漠全体を覆うというわけにはいきませんので、砂漠でも生息しやすい植物を植えて、砂をしっかりと固定するという方法が採られます。

砂漠は土壌の力が弱いですし、とても地盤がもろいため、どんな植物でも植えられるというわけではありません。
そこで、繁殖力と固定力が強い牧草となるような植物を敷き詰めて、砂漠の中でもしっかりと生き続けられるようにする必要があります。
このために用いられるのが草方格と呼ばれる技術で、砂の中に細かく草の根を植えこんでしっかりと根が張った状態にするという手法を採ります。

この草方格の技術を用いることによって、もろい砂地であっても植物同士が支え合って固着しますし、肥沃でないとしても粘り強く生き続けることができます。
様々な植物を活用することができますので、どの土地であってもその場所に適した植物を植えられるというメリットもあります。

効果が持続するような取り組みをしなくはならない

砂漠化が起こっている箇所ではたいてい、地元の人たちが農業や畜産業を行っていて、それが砂漠化を加速させているという状況が見られます。
また、それほど砂漠化の原因や対策方法についての知識や認識が少ないため、外部の人が何らかの対策を進めても、地元の人が協力しにくいということもあります。
そのため、砂漠化対策を進める際には、地元の人がその手法が効果的で、自分たちにも益をもたらすということを知ってもらう必要があります。

たとえば、低木などを植えることで砂漠の砂を固定できるという手法もありますが、地元の人たちが木々を切って薪の原料とするという習慣があるところでは、低木を植えてもすぐに伐採されてしまって、元の砂漠に戻ってしまうという事態が生じます。
そこで、地元の人が活用できるような植物を利用しながらも、持続可能な手法を採ることがとても重要になってくるのです。

地元の産業に結びついた方法を採る

その例としては、砂漠に牧草となる植物を草方格によって植え込み、砂漠化を防ぐという取り組みが挙げられます。
地元では、放牧が主要な産業となっていますので、砂漠に牧草ができたということが分かれば、その砂漠化対策の取り組みが自分たちの産業に大きく役立つという認識を持つことができます。
そのため、牧草移植の活動を積極的に支援するようになりますし、自分たち自身もその牧草を大事に扱うようになります。


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そもそも砂漠化とは何か?原因について探る はコメントを受け付けていません。

そもそも砂漠化とは何か?原因について探る

世界中で砂漠化が進んでいる

地球の環境が悪化しているという問題はいろいろなところに見られます。
水質汚染や地球温暖化による気候の変動や水位の上昇、大気汚染など様々なものがあります。
その中でも、日本ではそれほど身近ではないのであまり意識されないものの、地球レベルで見ると深刻な問題となっているのが砂漠化です。

砂漠化とは、読んで字のごとく、以前は農業が営まれていたり、人が住んでいたような肥沃な土地が干上がってしまい、人が住むにも何かを栽培するのにも適さなくなってしまうということを指します。
砂漠化と聞くと、文字通り砂漠のような状態になってしまうというイメージがありますが、何も砂と岩しかない土地になることだけでなく、土地がなんの使用にも適さなくなってしまうという状況を指し、時には見た目はきれいなのに砂漠化しているというケースもあります。

人の手によって砂漠化が進行する例も少なくない

砂漠化が起こる理由としては、気候の変動などの自然が要因となっているケースと、人の手によって砂漠化が進んでしまったというケースがあります。
人的要因として一番大きいのは、過度な放牧や無理な栽培など、土地の能力を超えてそこで活動を行うことによります。
たとえば、少しの植物しか生えていない地域に多数の家畜を持ち込み放牧させてしまえば、当然植物が根こそぎ食べられてしまい、不毛の地と化してしまいます。

また、それほど生産能力がない土地であるにも関わらず、無理な灌漑や生産効率を上げるために化学薬品を多量に使って植物を栽培しようとすれば、土地の力は次第に弱っていってしまいます。
年数を重ねるごとに土地が弱くなり、最終的には何も生み出すことができないような土地へと変わってしまうのです。

干ばつなどの深刻な自然的要因が砂漠化をもたらすことも

地球的な規模で見ると、砂漠化には多くの場合干ばつなどの自然的な要因が大きく関わっていることが分かります。
灌漑によって農作を行っているところでは、水分の蒸発が進行することによって、どうしても塩分などがその土地に集まってしまって耕作に向かない土地となってしまいます。
特に無理な手法を採っていなくても、自然現象の一環としてこうした砂漠化が生じてしまう可能性があるのです。

また、干ばつが生じると土地を保護している表面の土壌が乾燥してしまい、風によって吹き飛ばされてしまいます。
結果として肥沃な土地が失われてしまい、保湿力も極端に落ちるため砂漠化が進行してしまうのです。

こうした自然的要因も、やはりその裏には人間がもたらす温暖化などの影響が強くあります。
そのため、人間の行う活動が砂漠化に大きく関わっているため、砂漠化対策には私たちの努力が欠かせないのです。


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人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ

森林と動物を保護するためのプロジェクト

トヨタ自動車が推し進めている、人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジは、年々減少している地球上の森林と生物の多様性を保護するためのプロジェクトです。
自動車の生産のためには広大な敷地を持つ工場が必要となりますが、その工場の存在が森林や生物の存在を脅かすようなものとなってはなりません。
そのため、工場とその周辺の環境を動植物に優しいものとすることや、正確な調査を行い具体的にどのような影響が出ているのかを分析して改善を図っていくということが求められます。

こうした目的を達成するために、WWFなどの国際的な機関と連携して、この取り組みが局所的なもので終わってしまうのではなく、グローバル化することを推進しているのも、このプロジェクトの特徴です。
一企業のプロジェクトに終わらず、地球全体の環境が改善されて、人類の未来を明るいものとできるように努めるというのが大きな課題なのです。

それぞれの地域で自然を保護するための活動がなされている

環境の保護活動は、それぞれの地域で必要とされていることが異なります。
そのため、トヨタ自動車の個々の向上や支社などで、地元の環境保護に貢献するための活動を積極的に行うという姿勢を保っています。
たとえば、名古屋市ではラムサール条約の登録地となっている藤前干潟のクリーン活動に携わっていて、この地域における自然環境と生物の保護に貢献しています。

また、グループ各社の従業員すべてが環境に対する高い意識を持てるように、この分野における教育活動をサッシやビデオなどを通じて行っていて、大きなプロジェクトであれ個人的にできることであれ、誰もが環境保護に貢献することができるようにしています。
さらに、それぞれの工場で、地元の自然と調和できるような取り組みをしていて、地元自治体や住民と共同して、環境に役立ついろいろな活動に参加しているのも特徴です。

緑豊かな環境を目指した工場作り

自動車製造のための工場は相当な敷地面積となりますので、その工場の設計を環境に配慮したものとすれば、環境への影響も大きく異なってきます。
そこで、工場で使用されるエネルギーを太陽光発電などの再生可能エネルギーとしたり、敷地内にたくさんの植物を植えることによって緑豊かな環境を作り出すという取り組みがなされています。
工場を設計する際には、単に自動車の製造効率を考えた作りとするのではなく、環境に与える影響もきちんと考えて、どのように森林を減らすことなく工場を建てられるか、敷地内にどのようにしてたくさん緑を配置することができるかが考えられています。

こうした総合的な取り組みによって、森林と生物の多様性を守るための大きな貢献がなされているのです。


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循環型社会・システム構築チャレンジ

廃車にする時にも環境のことを考えて安全に廃棄、リサイクルできるシステムを

自動車は製造段階から、使用時、廃棄に至るまで、様々な環境上の問題を生み出します。
製造時には様々な化学物質や多量のエネルギーを使用しますし、使用時には排気ガスを常に出すことになります。
そして、廃棄時にもやはり有害物質や自然に還元されない素材が出てきて、環境に影響をもたらすことがあります。

そのため、トヨタ自動車では循環型社会・システム構築チャレンジというプロジェクトを実施していて、廃車にする時でも環境にかかる負担を最低限にするような取り組みをしています。
このプロジェクトは、主に4つの軸に分かれていて、「エコな素材を使う」、「部品を長く使う」、「リサイクル技術の開発」、「廃車されるクルマからクルマを作る」という考えの下様々な改善案を実行しています。

資源の使用をできるだけ少なくする

最新技術が用いられている自動車、たとえばハイブリッド車や電気自動車などには、レアメタルを始めとする希少な天然資源が用いられています。
こうした天然資源には限りがありますし、採掘、廃棄などの段階では、環境に大きな影響を及ぼす可能性もあります。
そのため、できるだけ使用量を減らすと共に、廃車となった自動車からその資源を取り出して、再び利用するという方法を採ることがとても重要になってきます。

リサイクルできる素材や部材をできるだけ一台の車の中に増やして、一度だけの使用で終わるのではなく、同じ資源を使い続けることができるようにするという取り組みも重要なポイントとなっています。
また、こうしたリサイクルをより容易にするために、解体をしやすくするという構造上の改善も大きな目で見ると重要な環境対策となってきます。
そこでトヨタ自動車では、様々な企業に解体についてのアンケートを行い、どのような構造にしたらより解体が楽になるかという調査を実施して、その結果を新車開発にフィードバックしています。

環境対策のグローバル化も推し進める

こうした取り組みは日本国内だけでなく、世界全体で進めることによって、大きな力を生み出します。
そのため、国内で培ったノウハウや基準を世界各国にある工場や支社において適用するというグローバル化を、循環型社会・システム構築チャレンジでも実施しています。
国によっては日本ほど環境についての意識が高くないところもありますが、同じ基準を踏襲することによって、世界中で環境にやさしい自動車の循環システムを構築することができているのです。

こうした、資源を有効に活用することや、廃棄などの際に排出される物質を減らすということで、自動車業界が及ぼす環境への影響を最低限にすることができます。
年ごとに目標を設定して、それを達成するための取り組みをしていて、実際にこうした取り組みが功を奏しています。


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水環境インパクト最小化チャレンジ

水資源は人類にとって最も重要なものの一つ

自動車の製造工程では、様々な資源を活用しています。
鉄や石油などの化学製品、電力などがありますが、忘れてはならないのが水という資源です。
ペイントなどの工程では特に大量の水を使うことが求められ、工場を設立するためには電力などの他に、安定した水が供給できる場所を選定する必要があります。

実際に自動車の製造にはかなりの水を使用するため、環境について考えるとき、空気の汚染防止やCO2の削減、有害物質の放出などと共に、水資源をどのようにして守るかということも重要なテーマとなります。
地球人口が増大している状況では、当然生命に欠かせない水を確保する、特に安全性の高い水を確保するというのは、将来への重要な課題ともなっています。
そのため、トヨタ自動車では、水環境インパクト最小化チャレンジというプロジェクトを掲げ、人類にとって最も重要な資源の一つである水の使用量を削減すると共に、使用した水を安全性の高いものに浄化するという取り組みを行っています。

世界各国で水の使用量を減らす取り組みをしている

トヨタ自動車は、世界各国に自動車生産工場を持っていますが、国によっては安全な水資源の確保が難しいというケースもあります。
そのため、日本国内にとどまらず、世界中の拠点で自動車製造に関係する水の使用量を減らすという努力が払われています。
コストを削減するというメリットもありますが、それ以上に工場がある地域や国の水資源を保護して、環境を清浄な状態に保てるようにするという大きな目的があります。

具体的には、2016年度でトヨタ自動車の水使用量は1.9パーセント減少しています。
自動車一台を生産するために使われる水の量という観点から見ると、前の年度に比べると8パーセントもの削減に成功しています。
こうした細かな努力によって、世界中で膨大な量の水を節約することができていて、より多くの人が安全な水を確保できるような助けとなっているのです。

水のリサイクルという面でも様々な取り組みをしている

トヨタ自動車全体で、水の使用量を減らすという取り組みをしていますが、水の使用量をゼロにするというのは事実上不可能です。
そのため、工場で使った水を清浄な状態にして、リサイクルするということにも力を入れています。
トヨタの高い技術はこうした環境リサイクル技術にも生かされていて、化学物質などを扱った水であっても安全な状態で環境に戻すことができています。

環境意識がそれほど高くないような国であっても、グローバルスタンダードという観点に立って、しっかりとした基準を持ち世界中どこでも水資源に配慮するという姿勢を持っているのが特徴です。


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工場CO2ゼロチャレンジ

工場での生産活動は多量のCO2排出原因となる

自動車メーカー全体で考えると、CO2を排出する原因は、販売する自動車だけではなく、その生産過程にもあります。
工場での自動車生産には、膨大なエネルギーを使用しますので、その電力を作り出すために排出されるCO2は相当なものとなります。
工場そのものがCO2を出すわけではありませんが、間接的に排出するCO2の量は無視できないものですので、自動車からのCO2排出量を減らすだけでなく、工場における省エネルギーというのも考えるべきことです。

そこで、トヨタ自動車では工場CO2ゼロチャレンジというプロジェクトを推進していて、工場での生産活動で使われるエネルギーを極力減らすということを目標にしています。
もちろん、こうした取り組みはコスト減になって、メーカー自体の経済的負担を下げることにつながるというメリットもありますが、やはり環境のことを考えると、重要視しなければならないものと言えるでしょう。
世界の自動車メーカーのけん引役となっているトヨタ自動車は、その点で模範を示すことによって、世界中のメーカーが同様の取り組みを行うことを願っています。

生産過程の見直しと改善によって大きな省エネにつながっている

工場で使われるエネルギーを節約するためには、様々な角度からの分析と改善が必要となります。
そのため、トヨタ自動車では工場での生産活動のすべてを見直して、省エネができる分野についての改善を行っています。

生産プロセスのスリム化とシンプル化というのが、この工場CO2ゼロチャレンジの一つの柱となっています。
無駄なプロセスを排除して、できるだけ簡素な方法で製造を行うことによって、稼働時間の短縮化を図れますし、工程を減らしてエネルギー使用量を削減できます。

また、使用しているエネルギーの効率を高めるための改善も、機械の使用方法や機器そのものの選定などによって実施されています。
さらに、エネルギー自体を使わない製造プロセスを開発するなどして、できるだけエネルギー使用量を根本から減らせるようにするという取り組みも重要な課題となっています。

再生可能エネルギーへの転換も大きな柱

エネルギー使用量を減らすという取り組みに加えて、CO2排出がない再生可能エネルギーへの転換というのも工場CO2ゼロチャレンジでは重要な柱です。
たとえば、プリウスを生産している堤工場において、太陽光発電を行うためのパネルを設置して、2,000kwhもの電力を自前で創出することができています。
こうした、エネルギー使用量を減らすといことと、クリーンなエネルギーを使うというコンセプトで、CO2排出削減を工場においても達成しています。