きれいな地球を守る会


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砂丘と砂漠の違いとは

砂丘とは

「砂丘」も「砂漠」も、砂で覆われた緑のない地域という点では共通しています。
このため砂丘と砂漠は言葉が違うだけで同じものだと考えている人も多いのですが、実は砂丘と砂漠は厳密に言っても異なった特徴を持つ土地なんです。

砂丘というと日本では鳥取砂丘が有名ですが、この地域は降水量が極端に少ないわけではありません。
砂漠は降水量がほとんどないために土地の保水力がなくなって表面がカラカラに乾いていくわけですが、砂丘というのは降水量とは関係なく生成されます。
砂丘の砂というのは河川によって運ばれてきた砂です。
鳥取砂丘の場合、千代川が運んできた砂がつもりつもって砂丘を形成しています。

雨が十分に降るにも関わらず作物の育たない砂地になっている理由は、砂が絶えず動いている点にあります。
そのため、防砂林などを作れば砂の動きは止まり植物が生えてくることが分かっています。
事実、鳥取砂丘では防砂林を植えたところ、砂の動きが止まり雑草が生えてきました。
鳥取は砂丘が観光資源にもなっている土地なので、除草作業を怠らないようにして現在の景色を保存しています。
ちなみに鳥取砂丘の辺りの年間降雨量は2000mm以上もあります。

砂漠とは

砂漠というのは、降雨量が極端に少ない地域を指します。
雨が少なく植物が育たない、植物がないために土地に保水力がない、という悪循環を繰り返しているのが砂漠地域です。
砂漠というと砂に覆われた場所というイメージが強いかもしれませんが、実際には砂だけでできている砂漠は全世界の砂漠の中でも20%程度です。
それ以外の80%は細かな粘土などから成る「土砂漠」や石がたくさん転がっている「レキ砂漠」、岩がたくさんある「岩石砂漠」などが占めています。

砂漠には、もともと乾燥した熱風にさらされている地帯であるためにできたものと、乾燥した土砂の移動によってできた砂漠とがあります。
以前はうっそうとした緑に覆われていたのに、悪循環を繰り返して砂漠化してしまった土地も世界には多く存在しています。
現在でも砂漠化の進んでいる地域はたくさんあり、何らかの手段を講じる必要があると各国で議論が行われています。

砂漠を監視することが大切

砂漠化を食い止めるためには、まずリモートセンシング技術を活用して状態を常に監視していくことが大切です。
航空写真の他に人工衛星からの写真を使って砂漠の状態を常時チェックしていくことで、どの地域の砂漠化をどの程度抑えることができるかなどの有効な対策を立てることができます。
これに加えて灌漑設備を整えることも重要な課題となってきます。
砂漠化を防止するための優れた技術を有した国が、率先してグローバルな砂漠化対策に乗り出していくことが必要となっていきます。


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乾燥地で食料を生産する技術

乾燥地でも食料は生産できる

土地が乾燥しているからといって何も植えないでいると、土地はますます乾燥していきます。
日本は雨が多く地下水や河川にも恵まれている土地なので、乾燥地の苦労というのはあまりありません。
そのため、砂漠や乾燥した土地が抱えている悩みを理解しにくいところがありますが、世界的に見るとこの砂漠化は非常に深刻な問題となっています。

乾燥地で食料を生産するためには、まず砂漠化を止める措置を施すことが大切です。
乾いた土地というのは何も手段を講じていないとどんどん乾燥化が進んでいってしまいますが、少し手を加えることによって湿度を取り戻していくことも不可能ではありません。
砂漠の多い地域では、まず砂の動きを止めることによって砂漠が広がるのを防ぐことが重要となります。

砂漠の乾いた砂が少しでも保水力の残っている土地に押し流されていくと、表面が乾いた砂で覆われてしまいさらに農作物が育たなくなる土地ができてしまいます。
そんな砂漠の砂が周囲に広がるのを防ぐために最も有効な手段は、植林です。
例えばモンゴル自治区にあるムウス砂漠では、砂丘の砂が流れ込んでくるのを防ぐためにヤナギの木を植えています。
ヤナギが根付くとその周囲の砂が動きにくくなり、保水力のある土地を砂が覆ってしまう危険が激減します。

植林に使う木の種類も大事

植林に使うための木の選び方によって、砂漠化をどれだけ食い止められるかも決まってきます。
砂漠化の進んでいる土地は肥沃な土地に比べると経済的にも貧しいことが多いので、あまり費用がかからない木を選ぶことが大切です。
これと同時に、家畜が食べられる葉を付ける木を選ぶなど副次的な作用も大事にしなければなりません。
モンゴル自治区では、ヤナギの他にマツ類やヨモギ、豆の仲間などがよく使われています。
一度苗木を植えたら水分が失われないように小石で周囲を囲んだり、雑草に水を奪われるのを防ぐための草取りなどの世話も大事になってきます。

灌漑で砂漠化を防ぐ

乾燥した土地で作物を育てるためには優れた灌漑技術が何よりも大切です。
もともと水が少ないところなので、畑全面に水を撒くことができない場合には「点滴灌漑」が行われます。
これは細いチューブを作物の根本に張り巡らせ、チューブに穴を開けて水をぽたぽたと与える方法です。
蒸発によって失われる水の量が少ないため、エジプトなどで広く点滴灌漑が行われています。

塩分が表面に蓄積してしまっている土地では、塩分に強い作物を植える、排水技術を向上させて塩分を少なくするなどといった工夫も必要になってきます。
いずれにしろ、砂漠化してしまった土地を緑豊かな地域に変えるのには長い年月が必要とされています。
未来を見据え、長期的計画を立てて地道に努力していくことが重要です。


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干ばつ以外にもある!砂漠化の原因

砂漠化が進む地球

テクノロジーが進んだ現在ですが、自然をコントロールするための技術に関してはまだまだ開発は進み切っていません。
地球規模で進んでいる砂漠化に関しても、決定的な対策というのは講じられていません。
砂漠というのは雨が極端に少ないため、植物がほとんど育たず非常に乾燥している土地のことをいいます。
また、砂漠といっても降雨量に応じて極乾燥地域と乾燥地域(年間の降雨量が200mm未満)、半乾燥地域(年間降雨量200mm〜800mm未満)、乾性半湿潤地域(年間降雨量800mm〜1500mm)の3タイプに分けられます。
上記のうちでも「極乾燥地域」が一般的にイメージされるに砂漠に近く、アフリカのサハラ砂漠などはこれに当たります。

さらに砂漠は、でき方によって4種類に分けることができます。
赤道を中心とした熱帯には雨がたくさん降るのですが、その後乾燥した空気が亜熱帯砂漠に降りてきて土地を乾燥させます。
これが「亜熱帯砂漠」と呼ばれるものです。
この他にナミブ砂漠やチリのアタカマ砂漠などのような「冷涼海岸砂漠」、オーストラリア砂漠のような「大陸内部砂漠」、タクラマカン砂漠のような「雨影(あまかげ)砂漠」などが存在します。

緑の土地が砂漠化する原因

昔は緑豊かだった土地がだんだん砂漠化する現象も見られます。
その主な原因となるのは「風食」「水食」「塩害」の3つです。
風食というのは風によって土が運び去られる現象で、風で肥沃な土が運びさられてしまうと植物の根があらわになって枯れていくという現象です。
土砂が運び込まれた土地では土と植物が合わず十分に育つことができませんから、運び去られた土地と運び込まれた土地の両方で砂漠化が起こっていくことになります。

水食というのは、水の勢いによって土砂がどんどん運び去られその地域の土が少なくなることです。
土には沁み込んだ雨を貯め込む保水力がありますが、土の厚みが薄くなった部分では保水力も弱くなります。
そうするとその土地で植物が育たなくなり、砂漠化が進んでいくというわけです。

もうひとつの塩害は、土の表面に塩が溜まる「塩類集積」と呼ばれる現象のことを指します。
塩分が多い土地では作物がほとんど育たなくなるため、その土地でも砂漠化が起こっていきます。

塩類集積は、川や湖の水を畑に撒いているうちに水がどんどん蒸発していき、土の表面に塩が残ることで起こります。
日本などは雨が多く、数日おきに雨が降っているのでこのような現象が起こることはまずありません。
逆に、雨が降らない地域ではこの塩害によりますます砂漠化が進むということです。
この悪循環を断つためには、水路の整備や防風対策が大切になってきます。


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東南アジアの生態系破壊

東南アジアの動植物相

東南アジアは雨が多い地域のため、非常に豊かな動植物相を保持しています。
特に植物に関してはこの地域でなければ見られない多彩なシダや苔、ランなどが多数存在しています。
ところが最近、東南アジアの動植物相に異変が起きているのです。

近年、東南アジアにおける生物多様性の減少あるいは喪失が問題にされています。
2010年には北海道大学全球陸域プロジェクトと国連大学高等研究所(UNU-IAS)とが力を合わせて東南アジアにおける生物多様性を調査しましたが、その結果森林破壊のスピードが進んでいることが明らかになりました。

東南アジアの生態系破壊の原因

天然の生態系においては豊かな森林や汚染されていない水などが不可欠ですが、東南アジアでは森林破壊がどんどん進んでしまっています。
森林破壊の背景には森林の伐採や農地拡大、人口増加、バイオ燃料の増加などといった原因があるわけですが、現在のスピードで森林を破壊していってしまうと2100年には東南アジアの生物多様性は現在の4分の1になるだろうと推測されています。

また、気候変動も生態系に大きなダメージを与えていることは確かです。
地球温暖化などの気候変動が起こると脆弱な種は生き延びることができず、次々に絶滅していきます。
エルニーニョ現象も拍車をかけるひとつの要因で、特にエルニーニョ南方振動(ENSO)によって温度上昇が引き起こされ干ばつや火事が起こりやすくなり、生態系に多大なダメージを及ぼすとされています。

人災による生態系への影響

東南アジアでは人災も森林破壊の大きな原因のひとつです。
バイオディーゼル用のパーム油の需要は伸びる一方で、これを受けて東南アジアでは大規模な油ヤシプランテーションが造成されています。
油ヤシプランテーションを造成するためには原生林を伐採していかなければならないため、油ヤシプランテーションでは生息できる動植物の数は極端に少なくなります。

マレーシアで造成された油ヤシプランテーションの半分以上は貴重な原生林を破壊して作られたもののため、原生林を棲家としていた動植物にとっては大きな痛手となったわけです。
具体的な面積で見ると、マレーシアでは100万ヘクタール、インドネシアには170万〜300万ヘクタールの原生林が油ヤシプランテーションのために破壊されています。
国の産業を振興させることと生態系を保護することとの間には、現在相容れない矛盾が存在してしまっていることになります。

油ヤシプランテーションを造成するために原生林を伐採せず、放棄された農地を使用するようにするなどといった工夫で原生林と自然を守っていく取り組みが今後の課題となっています。


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ニュージーランドで進む生態系破壊

どんどん自然が失われていくニュージーランド

人類の文化や科学・化学が発達することはいいことづくめではありません。
生活が便利になればなるほど、排気ガスや有害な物質の生産量も増加し、自然環境にダメージを与えてしまう可能性があります。
生態系の破壊は多かれ少なかれ地球規模で行われていますが、特にニュージーランドではその傾向が顕著です。

もともと、ニュージーランドは自然が豊かな地域でした。
その原因として、居住する人間が極端に少ないという背景がありました。
マオリ族がニュージーランドに居住し始めたのが9世紀、ヨーロッパ系の白人が移住し始めたのは18世紀末になってからのことですが、人類がこの地に住み始めるようになってからなんと75種類もの動物と鳥類が絶滅してしまったことが明らかになりました。

海鳥の危機

生態系の破壊が海鳥に与える影響は特に大きく、現在絶滅の危機に瀕している動植物は86種類ですが、ニュージーランドに生息する海鳥の90%は絶滅の危機にあると言われています。
また、海鳥以外でも岸辺の鳥の80%は絶滅寸前の状態にあります。
ニュージーランドに生息する海鳥の多くはここでしか見られない珍しい種のため、保護をすることが大切だと訴える団体も多数あります。

ニュージーランドの鳥の中でも特に珍しいのが「キウィ(kiwi)」という種類です。
この地域には飛べない鳥が多く、キウィもその一種です。
翼が退化してしまっており、クチバシの先に鼻が付いているのが特徴での、鳴き声が「キーィ、キーィ」と聞こえることが名前の由来になっています。
現在、キウィはニュージーランド全域で5種類が確認されています。

飛べないオウム「カカポ」も希少な存在になっており、2017年の時点では個体数が150しか確認されていません。
カカポは世界でも唯一の夜行性の飛べないオウムとして有名です。
厳重に保護されていて、現在では見ることができません。

ニュージーランドで生態系の破壊が進む原因

豊かな自然に恵まれているニュージーランドですが、どうして生態系の破壊が進んでいるのでしょう。
その原因のひとつは病原体による水路の汚染にあります。
ニュージーランドではここ数十年酪農が盛んに行われており、その結果病原性大腸菌が水路を汚染してニュージーランドの生態系を破壊してしまっている可能性が高いと言われています。

この他に、肥料も環境を汚染している可能性のひとつとして挙げられています。
絶滅の危機に瀕している動植物を保護していくための保護区なども作られ、最近でこそ絶滅のスピードは落ちてきましたが、酪農による汚染を防止するための水路の整備など取り組むべき課題はまだまだ多いというのが現状です。


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個体が増加アライグマの被害

アライグマが増えている

近年、アライグマによる被害が増えています。
これは単純に、アライグマの個体数が増加していることが原因と言われています。

アライグマというのはもともと北米が原産の動物で、日本に野生のアライグマは生息していませんでした。
ところがとある人気アニメをきっかけに、輸入されたアライグマをペットショップで購入するも途中で飼いきれなくなって放置する人が増えたため、野生のアライグマが急激に増えてしまいました。
アライグマはエサを水に付けて洗うようにする仕草がユーモラスで愛らしく、ペットとしても人気が高い動物です。
しかし、寿命が15年前後(飼育下では22.5年)と長く、繁殖率も高いためつがいで飼うとどんどん増えていくことを知らず、手に負えなくなる人も少なくありません。

そのため、アライグマを飼えなくなって公園などに放置する人が増加したというのが現状です。
捨てたわけではなく、大切に飼っていても逃げ出してしまったというケースも少なくありません。
野生化したアライグマが繁殖した地域も多く、これが近隣の農作物を食べてしまうという被害問題に繋がっているわけです。

特定外来生物に指定されているアライグマ

アライグマは特定外来生物に指定されている他、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100にも指定されている動物です。
夜行性で、特にトウモロコシやメロン、スイカを好んで食べるため、年間の農業被害は2億8,000万円と無視できない金額になっています。
また、農業被害だけではなくて在来種にも大きな影響を及ぼしています。

さらにアライグマのもたらす感染症も見逃せない問題です。
アライグマは狂犬病やレプトスピラ症以外にアライグマ回虫のキャリア動物として知られており、特にアライグマ回虫はヒトに感染した場合死亡するリスクがあります。
野生化したアライグマの問題は日本だけではなくアメリカでも深刻で、電気柵などで侵入を防ぐなどの対策が講じられています。

無責任にペットを飼わない

野生化したアライグマは基本的に捕獲して駆除する対策が取られています。
2008年に捕獲されたアライグマの数は日本全国でなんと1万4,000頭と膨大な数に上りました。
このように大量のアライグマを捕獲して駆除するためにかかる人件費や労働費ももちろん無料ではありません。

アライグマに限らず、外来種の動物をペットとして飼う場合には自分がきちんと最期まで面倒を見切れるかどうかを真剣に考えることが大切です。
ペットを飼うということは「生き物を育てる」という重大な意味を持っていることをよく理解できるかどうかが大切です。
子どものいる家庭でも、ペットを飼う際には生命の大切さ、重さに責任が持てるかを一緒に学んでいくことが大切です。‎


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増えたニホンジカによる被害

ニホンジカによる被害が増えている

日本は人口密度が高く、国土が狭いので自然面積も少なく諸外国に比べれば野生動物による被害は少ないと思われがちですが、近年ではニホンジカによる被害は増えているのが現状です。
シカというと、映画などの影響で小柄なかわいいイメージを持っている人も多いかもしれませんが、中には体重が100キロ以上になる大柄なものも少なくありません。
体重100キロ以上のシカとなると食欲も旺盛ですので、作物が荒らされる被害も大きくなります。

シカは樹皮なども好んで食べるので、シカが群生している地域では直径が1メートル以上ある大きな樹木でも皮を食べられ枯れてしまうという被害が起きています。
シカは昔から日本に生息していた生物ですが、シカによる被害というのはこれまでそれほど問題にはされていませんでした。
ところがシカの天敵であるオオカミが近年ほとんど絶滅してしまったことによって、シカの数が急に増えてきたという現実があります。

また、森林を管理していた人間がほとんどいなくなったことがシカの増殖に拍車をかけたという意見もあります。
敵が減ったニホンジカは森林などで植物を食い荒らし、森を枯らしてしまうことがあります。
ニホンジカは雄が体重50〜130キロ、メスでも25〜80キロと大型なので食べる量も多く、森林を枯らしていく原因となっていることは確かです。

ニホンジカとは

ニホンジカというのは現在日本をはじめ中華人民共和国やロシアに生息しているシカ科シカ族の動物です。
以前は北朝鮮やベトナム、大韓民国にも生息していましたが、現在では絶滅しています。

ニホンジカに分類されているシカの中には、北海道のエゾシカやホンシュウジカなどのバリエーションがあります。
シカの実害を回避しながらこれらを種として保存していくのは難しい作業であると言われており、シカの被害対策は目下の課題となっています。

害獣としての一面

角が生える部分の袋角は漢方薬でも珍重されるなどメリットも多いニホンジカで、日本では1870年から1940年にかけて乱獲が繰り返されていました。
その後、保護政策が敷かれて個体数は復活しつつあります。
シカは古くから日本に存在していた動物ですから、他の野生動物同様絶滅してしまわないよう大切に扱わなければなりません。
しかしその一方で、現在は農作物まで食べてしまう害獣の一面を持っていることも認めないといけません。

今後も個体数を維持しつつ、被害を最低限にとどめる工夫が必要になってきます。
奈良公園にいるシカは昔から「神鹿」として日本人に親しまれてきており、万葉集の時代から歌にも読まれていた日本文化にとっての象徴のような動物です。
このように情緒や歴史ある動物であるシカと、上手に共存していく方法を模索するのが今後の課題と言えそうです。


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‎富士山の自然を守る富士学会

富士学会とは

自然を守る団体はたくさんありますが、特に富士山の自然を守ることを主眼に活動しているのが「富士学会(Japan Society of Fujiology)」です。
富士学会が発足したのは2002年で、比較的新しい団体となっています。
日本大学の文理学部、地理学教室の地域環境政策研究室内に事務所を置き、地道な活動を続けています。

この学会では富士山そのものの研究と探求を行うと共に、富士地域の文化の研究と生活の向上、環境保全そして産業の振興まで図っていくことを目的としています。
随時シンポジウムを開催している他、研究発表会も行って会員同士の交流と理解を深めています。
不定期ですが学会誌「富士学フォーラム」も発行するなど、さまざまな面から富士学に対しアプローチしているのが特徴です。

入会するには

富士学会への入会は「郵送」「FAX」「Email」のいずれかで随時受け付けられています。
会員には正会員の他に一般会員、賛助会員の3タイプがあり、これらに関する問い合わせや質問がある場合は富士学会事務局に送りましょう。
電話での問い合わせは平日10:00〜16:00まで受け付けていますが、不在などで繋がらない場合もあるためFAXかEmailの方が確実に質問を届けることが可能です。

投稿も受け付けている「富士学研究」

機関紙「富士学研究」では、投稿も広く受け付けています。
富士山に関することなら、自然科学の領域に限らず文化や人文科学・社会科学に至るまで広い分野の原稿を投稿することができます。
富士学会のホームページに「投稿規定」「提出論文確認リスト」「原稿送付状」「投稿用テンプレート」が用意されており、自由にダウンロードすることができます。
投稿に興味があるという人は、一度資料をすべてダウンロードし要項をチェックしておくのがおすすめです。

「富士学研究」のこれまでのバックナンバーを見ても、内容は「植物の刈取りが湧水湿地に与える影響」「国語教科書の中の富士山 ―高等学校「国語総合」の危うさ―」「富士山頂上における神仏分離と『富士山頂上独案内』」など多種多様です。
同誌のバックナンバーはバックナンバー注文書をダウンロードして必要事項を記入し、FAXかメールで送付すれば注文することができます。
興味のある回などでぜひ活用してみてください。

富士学会では富士学を普及するためにさまざまな書籍も出版しています。
富士山大辞典など富士山に関する一般的知識を網羅した本が多いので、富士山について一から勉強したいと思う人はぜひ一冊購入してみることをおすすめします。
日本のシンボル的な存在でありながら富士山について意外と知らない、知りたい!と言う方は、この機会にちょっと勉強してみるのもいいかもしれません。


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美しい自然を未来につなげる日本ナショナル・トラスト協会 はコメントを受け付けていません

美しい自然を未来につなげる日本ナショナル・トラスト協会

日本ナショナル・トラスト協会

イギリスなどの先進国においては、ナショナル・トラスト運動が古くから推進されてきました。
ナショナル・トラストというのは歴史的な建造物や自然環境を保護するための運動ですが、日本においてナショナル・トラストの動きが見られるようになったのは比較的最近のことです。
日本のナショナル・トラストが本格的に始まったのは1960年代、鎌倉で始まりそれ以降各地でこの動きが活発化していきました。

各地のバラバラの動きをまとめるため、1983年に「ナショナル・トラストを進める全国の会」が発足し、1992年には法人化されて現在の「日本ナショナル・トラスト協会」に至った歴史を持っています。
トラスト協会の現在の会員数は約17万人、保全資産の総計は約15,000haにも至っています。

トラスト協会の活動

トラスト協会では保護が必要とみなされる天然の土地や歴史的建造物・環境などを買い取って保護する他、財産を寄贈あるいは遺贈したいという申し出にも広く対応しています。
トラスト協会の会員はほとんどが何らかの団体に所属しており、企業とも連携してパートナーシップによってプロジェクトを推進しています。

さらにナショナル・トラストがどういうものなのか、どのように社会に貢献するのかを広く啓発していくことにも力を入れています。
その一環として印刷物を発行したり展示活動を行ったり、あるいは中高生の研修やインターンの受け入れなども行っています。
毎年いくつもの小中学校が同協会を訪れ、トラストがどういうものかを勉強しています。
職場訪問はオンラインでも受け付けていますので、興味のある人はぜひ詳細を確認してみてください。

ナショナル・トラストに参加するには

ナショナル・トラストでは全国大会も行っており、トラスト団体の取り組みの様子を詳しく聞くことができるようになっています。
賛助会員になることも可能で、個人であれば一口5,000円の会費でさまざまな活動に参加することができます。
年会費5,000円の他に入会費2,000円も必要ですが、一度会員になるとナショナル・トラストガイドブックの他に年3回のニュースレターも受け取ることができます。

さらに各イベントの案内も届くため、興味のあるイベントがあればチェックし参加することも可能です。
そして、ナショナル・トラスト協会の会費は税金融通措置の対象にもなっていることが大きな特徴です。
入会するには申込書に必要事項を記入して事務局に郵送し、その後会費と入会金を郵便局か金融機関から振り込みます。

個人の他、団体でも入会の申し込みができます。
この場合の入会金は1万円、年会費は一口10万円です。


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野鳥や自然を守る日本野鳥の会

日本野鳥の会とは

自然を守る団体は日本にいくつかありますが、その中でも特に野鳥の保護に力を入れているのが「日本野鳥の会」です。
日本野鳥の会(Wild Bird Society of Japan)が結成されたのは1934年3月のことです。
支部数は全国に87箇所、会員も3万4000人を超えており、また会員とは別にサポーターが1万6000人以上いる大所帯の会となっています。

この会のおもな目的と活動は野鳥保護区を拡大して維持と管理を充実させること、絶滅の恐れのある野鳥を保護すること、さらに入門用冊子類の広報や配布などにあります。

さまざまなイベント

野鳥に親しむにはやはりバードウォッチングが一番ですが、日本野鳥の会各支部では随時バードウォッチングイベントである「探鳥会」を行っています。
バードウォッチングというのは経験のあるスペシャリストに同伴してもらわないと最初のうちは何が何だかわからないものですが、探鳥会ではリーダーが鳥の見分け方などを現場で詳しく指導してくれます。

探鳥会は毎年約3,000回も開催されており、参加者は7万人にもなります。
興味のある人は野鳥の会のホームページで日時を確認することができます。
各地方ごとに分かれていますから、希望の地域のイベントを簡単に探すことができます。

この他にも同会では子ども向けに小冊子を発行しています。
身近にいる野鳥24種類を紹介した小冊子「おさんぽ鳥図鑑」は希望者には無料で配布されています。
子ども向けのwebサイト「自然とあそぼ!Bキッズ」もありますので、これを見ながら小さいうちから野鳥には保護が必要だという概念を学ぶことができます。

会員になるには

日本野鳥の会に入会するためにはオンラインで申し込むことが可能です。
特に野鳥に詳しくなくても、野鳥を保護したいという気持ちがあれば十分です。
一度会員に登録すると、美しいイラストや写真が入った会員証を受け取ることができます。

また、野鳥に関する多彩な情報が掲載された月刊誌「野鳥」が毎月送られてきますし、地域の探鳥会イベント情報が掲載された支部報も届きます。
この他に特定の交通機関や協定旅館を割り引きで利用できる特典などもあります。
個人会員には「青い鳥会員」(本部型会員)、「赤い鳥会員」(支部型会員)、そして「あおぞら会員」(総合会員)の3タイプがあります。
いずれも入会金は1,000円で、年会費は青い鳥とあおぞらが5,000円、赤い鳥会員が1,000円となっています。

さらに経済的にゆとりがあって野鳥保護を金銭面からもバックアップしたい人のための「個人特別会員」というのもありますので、詳細はホームページで確認するといいでしょう。