きれいな地球を守る会


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野鳥や自然を守る日本野鳥の会

日本野鳥の会とは

自然を守る団体は日本にいくつかありますが、その中でも特に野鳥の保護に力を入れているのが「日本野鳥の会」です。
日本野鳥の会(Wild Bird Society of Japan)が結成されたのは1934年3月のことです。
支部数は全国に87箇所、会員も3万4000人を超えており、また会員とは別にサポーターが1万6000人以上いる大所帯の会となっています。

この会のおもな目的と活動は野鳥保護区を拡大して維持と管理を充実させること、絶滅の恐れのある野鳥を保護すること、さらに入門用冊子類の広報や配布などにあります。

さまざまなイベント

野鳥に親しむにはやはりバードウォッチングが一番ですが、日本野鳥の会各支部では随時バードウォッチングイベントである「探鳥会」を行っています。
バードウォッチングというのは経験のあるスペシャリストに同伴してもらわないと最初のうちは何が何だかわからないものですが、探鳥会ではリーダーが鳥の見分け方などを現場で詳しく指導してくれます。

探鳥会は毎年約3,000回も開催されており、参加者は7万人にもなります。
興味のある人は野鳥の会のホームページで日時を確認することができます。
各地方ごとに分かれていますから、希望の地域のイベントを簡単に探すことができます。

この他にも同会では子ども向けに小冊子を発行しています。
身近にいる野鳥24種類を紹介した小冊子「おさんぽ鳥図鑑」は希望者には無料で配布されています。
子ども向けのwebサイト「自然とあそぼ!Bキッズ」もありますので、これを見ながら小さいうちから野鳥には保護が必要だという概念を学ぶことができます。

会員になるには

日本野鳥の会に入会するためにはオンラインで申し込むことが可能です。
特に野鳥に詳しくなくても、野鳥を保護したいという気持ちがあれば十分です。
一度会員に登録すると、美しいイラストや写真が入った会員証を受け取ることができます。

また、野鳥に関する多彩な情報が掲載された月刊誌「野鳥」が毎月送られてきますし、地域の探鳥会イベント情報が掲載された支部報も届きます。
この他に特定の交通機関や協定旅館を割り引きで利用できる特典などもあります。
個人会員には「青い鳥会員」(本部型会員)、「赤い鳥会員」(支部型会員)、そして「あおぞら会員」(総合会員)の3タイプがあります。
いずれも入会金は1,000円で、年会費は青い鳥とあおぞらが5,000円、赤い鳥会員が1,000円となっています。

さらに経済的にゆとりがあって野鳥保護を金銭面からもバックアップしたい人のための「個人特別会員」というのもありますので、詳細はホームページで確認するといいでしょう。


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日本の自然を守る日本自然保護協会

日本自然保護協会とは

日本には自然環境を保護することを目的とする団体がいくつかあります。
日本自然保護協会もそのひとつです。
同協会の英語名は「The Nature Conservation Society of Japan」で、NACS-Jの略称でも親しまれています。

日本自然保護協会が設立されたのは1951年10月のことですが、この団体は1949年に創立された尾瀬保存期成同盟を前身としています。
尾瀬保存期成同盟は当時、水没する寸前だった尾瀬を尾瀬原ダム計画から保護するために結成された団体です。
日本自然保護協会は1960年に法人化され、日本の自然保護団体として最初の法人組織となりました。

現在は中央区新川に組織の本部を置いており、会員数は24,000人を超えています。

日本自然保護協会の活動内容

日本自然保護協会の活動内容は第一に自然を保護し、研究することにあります。
野生生物を保護するために生育環境を修復・保護するなどといった実践的な活動も行っています。
その他、自然保護運動を啓発していくために印刷物を刊行したりイベントを開催するのも活動の一環になります。

自然保護活動がどのようなものかを知ることのできる「NACS-Jカレッジ」も随時開催していますので、興味のある人は一度参加してみるのもいいでしょう。
開催する会場は千代田区が多く、アクセスしやすいのも特徴です。
日頃なじみがなく、どんなものかよくわからないことも多い自然保護について誰にでもわかりやすく説明してくれます。

NACS-Jカレッジの参加費は会員は無料、非会員は3,000円が基本です。
日本にはいかに豊かな自然が残っているか、そしてその自然が脅威にさらされているかを具体的なアプローチから学ぶことができます。

協会の会員になるためには

日本自然保護協会の会員になるためには、年間で5,000円以上の寄付金が必要です。
会員になると名前が印字された会員証を手に入れられる他、年6回発行の会報「自然保護」を送付してもらえます。
この他にも協会のライブラリーを利用できる、会員専用のwebページを利用できる、協会が主催するさまざまなイベントに割引価格で参加できるなどの特典を利用することができます。

また、会員の種類は全部で5タイプあります。
ユース会員(22歳未満で登録した場合)は3,000円、一般会員で5,000円、ファミリー会員が一口8,000円、団体会員が15,000円、そして法人特別会員が一口100,000円の会費となっています。
申し込みは協会のホームページから行えますし、支払いも口座引き落としの他にクレジットカードや郵便振替で支払うことができます。


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GCJ(グリーンクロスジャパン)

子どもたちへの教育活動など次世代につながらる環境活動を行う団体

GCJ(グリーンクロスジャパン)は、一般財団法人として運営されていて、日本国内はもとより東南アジアを始めとする、世界の各地で活動を行っています。
子どもたちを対象とした環境教育活動などの取り組みから、現地における水質向上活動など実際的な取り組みも行っていて、その取り組みはかなり広い範囲に及びます。

もともとGCJ(グリーンクロスジャパン)とは、グリーンクロスインターナショナルという団体の日本支部として発足しています。
旧ソ連大統領のゴルバチョフ氏が提唱した、赤十字に似た組織を作り地球環境を保護するための活動を世界中で行うというコンセプトに基づいています。
そのため、その活動は非常に規模と範囲が広く、GCJ(グリーンクロスジャパン)は主に日本国内の活動となっていますが、日本が持つ技術や人員などを活用して、次世代につながる環境維持のために必要なサポートを海外でも行っているという特徴があります。

子どもの教育活動に力を入れ環境保護についての意識を高める

GCJ(グリーンクロスジャパン)は、かなり広いジャンルにおける活動を行っていますので、その活動内容をひとまとめにすることはできません。
しかし、特に目立っているのは子どもたちへの教育活動で、環境保護についての冊子を子どもたちに届け、環境を守るという意識を高めることに成功しています。
この活動は20年近くの歴史を持ち、全国的にもポピュラーな活動として知られるようになっています。

また、東南アジアなどの海外でも現地の必要に応じた活動を実施しています。
たとえば、日本の水浄化技術をフル活用して、水不足もしくは水質汚染が激しい地域の水確保を援助しています。
そのための資金や人員の確保、技術の提供などのGCJ(グリーンクロスジャパン)が率先して行っているのです。

GCJ(グリーンクロスジャパン)に参加するためには?

GCJ(グリーンクロスジャパン)は国際的な組織の一員で、多くのメンバーが実際に活動しています。
もし、この団体の趣旨に賛同して活動したいと思っているのであれば、この組織に登録して個々のプロジェクトに参加することができます。
資金面での援助もできますし、もし何らかの専門的な知識や技術があるのであれば、その点で自分を提供することができるでしょう。

また、上述の通り様々なセミナーや勉強会を開催していますので、それに出席することもできます。
市民という立場から環境問題に取り組むための一歩となるでしょう。
最初は多くのことを知らなくても、こうしたセミナーを通して問題の深いところを知り、自分としてできることを学ぶ機会となることでしょう。


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国際青年環境NGO A SEED JAPAN

環境問題に多角的に取り組む国際青年環境NGO A SEED JAPAN

国際青年環境NGO A SEED JAPANは、日本を拠点として環境問題に多角的に取り組むNGO団体です。
その活動は多岐にわたりますが、特にエネルギー問題や市民の消費活動などに焦点を絞っていて、エネルギッシュな活動が特色となっています

とりわけエネルギー問題に関しては、再生可能エネルギーについての問題や、核ごみについての問題を深く掘り下げていて、他の団体よりもさらに進んだ活動を行っています。
そのため、より専門的な知識に基づいたサポートを必要としていて、広く問題を取り上げるための教育活動や専門家の助けを得ることなどを重視しています。

セミナーや勉強会を通して問題意識を持ち専門的な知識を得る

国際青年環境NGO A SEED JAPANでは、環境問題に関する包括的な活動を行っていますが、とりわけエネルギー問題に関しては専門性の強い活動を実施しています。
たとえば、再生可能エネルギーの推進については、日本のエネルギー自給率が低いということを取り上げ、どのようにしたら安全かつ環境に害の少ない形でのエネルギー供給ができるかを考える取り組みを行っています。
そのため、一般向けのセミナーや勉強会を広く開催していて、市民の人たちがこの問題に関心を持ってもらうと同時に、再生可能エネルギーについての深い知識を持ってもらえるようにしています。

市民活動が盛んになっていくためにも、こうした啓もう、教育活動は非常に重要ですので、このNGOはより多くの人に問題意識を持ってもらうための活動を積極的に行っているのです。
特に専門的な立場から問題に向き合うというよりも、個々の立場でできることを考えるきっかけにもなります。

さらに、核ごみの問題は日本においてこれからさらに議論が深まっていくべき問題となっています。
まだまだ意識が低い問題ですが、原子力発電に頼っている日本では非常に重要な課題ですので、市民一人一人が高い意識を持つべきことです。
その点についての現状問題の提起や、これから解決していくべき課題などをセミナーで取り上げています。

国際青年環境NGO A SEED JAPANへの参加

国際青年環境NGO A SEED JAPANでは、国民の生活に根差した活動を行っていますので、市民の参加も積極的に促しています。
メールマガジンの購読など、情報を取り入れるという形で参加することができますし、前述のようなセミナーなどに出席することもできます。
さらに、このNGOの活動を協賛したいというのであれば、寄付という形でサポートできますし、個々の活動においてボランティアとして支援することも可能です。


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WWFジャパンの活動

世界中で自然を守るために大規模に活動する団体

WWFは「世界自然保護基金」の略称で、世界100か国以上に拠点を持つ、自然保護関連団体では最大級の規模を持つ組織です。
自然の中に人間が存在しているという考え方から、人間が自然を好き勝手に用いるのではなく、大事に使っていくということをモットーにしています。

その活動の範囲はかなり広く、ペットを始めとする動物、野生動物、森林、海洋などを保護するために様々な取り組みを実施しています。
自然という範疇のすべてのジャンルを網羅して活動していると言っても良いでしょう。

WWFジャパンは日本での活動の拠点となっていて、世界の他の支部と連携しながら環境を守るための具体的な活動を行っています。
啓もう活動や森林保護、希少動物の保護、海洋自体の環境汚染抑止など、その活動範囲は広くたくさんの人が関わって活動を進めています。

大小様々な活動がWWFジャパンによって進められている

このように、WWFジャパンの活動範囲は非常に広く、一分野に限定されているわけではありません。
しかも、その規模は特定の地域、特定の動物をターゲットとしていることもありますし、政治的な観点から政府を巻き込んでの大きなプロジェクトとなることもあります。

特に、森林保護や海洋生物の捕獲に関する問題、温室効果ガスの排出規制などは、個人としての取り組みだけでなく国家規模での取り組みが必要となります。
そのために、WWFは国同士が明確なルールを取り決めてそれを順守するように促し、条約策定や順守徹底の見守りなどのサポートを行っています。
日本はいくつかの面において、環境に関する国際ルールの順守では前進していますが、その裏にはWWFジャパンの働きもあるのです。

また、象牙の不正輸出入防止や、海洋汚染を防ぐためのリゾート施設の建設に関する警告なども行い、個々のケースにも対応しています。
こうした総合的な活動がWWFジャパンの特色となっていて、より広い観点から自然保護活動を推進しているのです。

個人でもWWFジャパンに協賛できる

このようなWWFジャパンの自然保護活動をサポートするために、個人としてもできることがあります。
一つは寄付をすることで、会員となって定期的に寄付をしたり、一度限りの寄付をしたりすることができます。
また、WWFジャパンが作成、販売しているグッズを購入することで、その販売代金が寄付に回されますので、活動資金を援助することになります。

ダイレクトな協力としては、WWFジャパンに就職して活動の中心となることも可能です。
もちろん、個々の活動においてボランティアとして働くこともでき、多方面からのサポートができるのです。


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日本動物愛護協会 はコメントを受け付けていません。

日本動物愛護協会

動物を大事にするために様々な活動を行う日本動物愛護協会

日本動物愛護協会は、昭和23年に設立された団体で、最初は日本国内だけでなくイギリスやアメリカなどの動物愛護家たちの協力を得ながら活動をしていました。
世界的な動物愛護運動に同調する形で日本にも団体が設立され、それ以来現在に至るまで、各国の協力のもと様々な活動を行っています。
各自治体において、動物愛護の観点から人間と動物が共生できる環境を作るために、啓もう活動や具体的な動物保護活動などを実施しています。

日本においては、動物の生命や権利が軽視されていた時期もありましたが、日本動物愛護協会の働きもあって、次第に動物愛護の精神が広まっています。
それでも、ペット先進国、動物愛護の先進国であるヨーロッパには追い付いていない面もありますので、引き続き国内での活動を推し進めていくことが必要となっています。

動物を守るための様々な取り組みをしている

日本動物愛護協会は、それぞれの地域において、ネコを始めとするペットの不妊治療や保護された動物のケアや里親探しなどを行っています。
こうして動物の生命を無駄にすることがないように保護することができ、大事に人間によって世話されて行くことができます。

また、マイクロチップを埋め込むことを推奨することによって、迷い猫などが発生した時にすぐに適切な対応ができるようにしているのも大事な活動です。
出自を明らかにすることによって、ペットの販売などの商業的行為を透明性のあるものとするという効果も生み出します。

さらに、動物愛護の精神を広めるための啓もう活動も全国で行っています。
軽い気持ちでペットを飼い始めることがないように、命の大切さを教えたり、それぞれの動物をどのように飼っていったらいいのかをレクチャーするということもしています。
総合的な教育活動によって、人々の意識をより高めていくというのが大事な役割なのです。

日本動物愛護協会への参加方法とは?

こうした多岐にわたる日本動物愛護協会への活動をサポートしたい、もしくは参加したいという人は、いろいろな仕方で行うことができます。
ペットショップなどの企業であれば、協賛企業としてダイレクトに参加、登録して直接活動を支援することができます。
また、個人としても寄付をしたり活動にボランティアとして協力するという参加方法を採ることができます。

日本動物愛護協会では、複数のグッズを販売して、活動資金の基としていますので、そうしたグッズを購入することによってもサポートできるでしょう。
できる範囲でいろいろな形でサポートできますので、賛同できると思う人は日本動物愛護協会へ何らかの形で協力してみましょう。


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中国のウォータークライシス問題とは

水資源が不足してきている中国

中国は、急激な工業化や人口増加などによって、各地で様々な問題が起こっています。
その中でも深刻なのが、ウォータークライシス問題と呼ばれるものです。
これは「水の危機」、つまり水資源が不足して閉しまう状況のことを指します。

水は毎日の調理や飲用、掃除などから、工業製品の洗浄、原子力発電所の冷却など、ありとあらゆる分野で必要とされていて、まさに人間の生命を維持するために欠かせないものです。
しかし、中国では水の確保、供給がうまくいっておらず、すでに深刻な水不足が生じているところもありますし、このままの勢いで行くと、工業地域や大都市などの多量の水が必要とされるとこrでも深刻な水不足が生じる可能性があるのです。

南部と北部での格差が難しい問題を引き起こしている

水は生活や経済活動になくてはならないものですが、年間一人当たり1700立方メートル以下の水資源となると水不足の状態が生じ始め、500立方メートル以下になると絶対的な水不足となってしまいます。
中国全体で見ると、この水資源の割合は国民一人当たり2000立方メートルとなっていて、平均してみると国民の間で水不足が生じる要因はないように見えます。

しかし、中国は水資源の偏りが大きい国であるというのが大きな問題なのです。
中国南部に、全体の8割程度の水資源が集中しているとされていて、北部にはわずかな水資源しかないのです。
その不均衡が、特に北部での深刻な水不足を助長するようになっています。

もちろん、この状況は昔から大きく変わっているわけではありませんが、最近の中国の経済発展や大都市化などによって、北部でも今まで以上の水が必要となっています。
そのため、今までなんとかやってくることができた水の量では足りなくなり、ウォータークライシス問題が大きくなっているのです。

水の供給バランスを取ることが解決策となる

こうしたウォータークライシス問題を解決するためには、中国国内で生じている水資源の不均衡を正すしかありません。
もちろん、水資源は自然のものですので、水源を増やすというのはかなり難しいことですので、南部から北部に水を供給するなどの方法で、国内全体のバランスを取ることが重要です。

さらに、すでに水不足が生じているところでは、水資源の保護や上下水道の普及などを通じて、限りある水資源を有効活用していくことが求められています。
経済発展や都市への人口集中などは、そう簡単に解決できる問題ではありませんので、知恵を絞ってウォータークライシス問題を解決していくことが必要となっているのです。
ウォータークライシス問題は、単に人々の日常生活だけでなく、農業や工業などの経済活動にも大きな影響をもたらしますので、早急な解決が欠かせません。


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新種のザリガニが生態系を破壊する?! 

クローンがどんどん増えていくマーブルクレイフィッシュ

生態系を破壊しかねない新種のザリガニとして、世界中で警戒されているのがマーブルクレイフィッシュという種です。
マーブル模様をしているザリガニで、見た目は普通なのですが、その生殖の仕組みが脅威となっているのです。
なんとこのマーブルクレイフィッシュは、メスしか存在しないのですが、それでも増殖することができるのです。

メスの状態で卵を生み、それが子として生まれ成長していき、母親と同じ遺伝子を引き継いでいきます。
オスがいなくてもクローンを作るかのようにどんどん増殖していくため、非常に速い勢いで増えていってしまうのです。
最初はヨーロッパで生まれたマーブルクレイフィッシュですが、今では世界中でその生態が確認されていて、日本でも見つかっているほどです。

環境に関係なく増え続けていくため生態系への影響が強い

このマーブルクレイフィッシュは、環境適応能力も強く、世界中の様々な場所で発見されるようになっています。
最初は一匹だけだったのが、愛好家によって飼われ、その後捨てられるなどして自然の中で増殖するようになっていきました。
たった一匹だけでも生殖が可能ですので、適応できる環境であれば事実上どこででも増え広がっていくことになります。

当然生存能力は他の種よりも強くなりますので、他を抑えてどんどん多くなっていきます。
エサの確保などの点でも一度増えると、他の種を圧倒することになり、在来種を圧倒してしまう可能性があります。
実際に、アメリカやヨーロッパなどでは、一部の河川でマーブルクレイフィッシュが多くなり、他の種の生存を脅かしていることが報告されています。

在来種を守るための運動を進めていく必要がある

マーブルクレイフィッシュは非常に珍しい生物であるため、最初は愛好家が興味本位で持つようになり、その後自然に捨てたことから世界中で繁殖が進んでいったと考えられています。
現在に至っては、マダガスカルを始めとしてすでに在来種を圧倒してしまっている地域もあり、いかにして在来種を守るかが課題となっています。
マーブルクレイフィッシュの駆除を効果的に進めていかないと、無限に増えていく可能性がありますので、できるだけ早い段階で、しかも広範囲で行っていかないといけません。

マーブルクレイフィッシュの脅威は、たった一匹の個体であっても増えるということですので、駆除も中途半端なものではあまり意味がありません。
しっかりとした協力体制を各国で作り、効率よく運動を進めていく必要があるのです。
生物学的には非常に興味のあるザリガニではありますが、その繁殖力の強さからこれからさらに強い勢いで増殖が進んでいき、在来種を圧迫してしまう恐れがありますので駆除は欠かせない方法だと言えるでしょう。


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生態系を破壊するマイクロプラスチックについて

分解されるのが難しいマイクロプラスチック

現代社会の生活において、欠かせないものとなっているのがプラスチック製品です。
住宅やオフィスなどで使われているケースや、食品の包装、使い捨て容器、ストロー、電化製品のパーツなどありとあらゆるものにプラスチックの存在があります。
とても有用なものなのですが、使い終わった後の行き先についてはあまり考えることがないかもしれません。

プラスチック自体は熱や紫外線などによって細かく破断される傾向がありますが、実は細かい状態になると、そのままの形で分解されずにずっと残ってしまうのです。
形が小さくなり目に見えるか見えないくらいのサイズになるだけで、プラスチック自体が分解されることはほとんどなく、そのまま存在され続けることになります。

海洋汚染の深刻な原因となっている

目に見える大きなプラスチックゴミが海に漂っているのは、とても目につき海洋汚染が生じていることが分かりますが、実はプラスチックの脅威は目にほとんど見えないプラスチックが占めているのです。
それが、マイクロプラスチックで、マイクロプラスチックは特に外洋に行きやすく広範囲にわたって汚染が広がっていくという特徴を持っています。
それだけ、マイクロプラスチックによる汚染は多くの生物にダメージを与えるものとなります。

というのも、マイクロプラスチックは陸地に押し寄せる波の力を受けやすい海の表面ではなく、沈んで海の下の方に入り込みやすいという特徴があるからです。
その分、岸から外洋に向かっていく力の影響を受けやすく、簡単に広がっていってしまうのです。

また、大きくて回収のしやすい大きいサイズのプラスチックゴミと違って、マイクロプラスチックは海にある状態では視認するのが難しいですし、すくうのも大変です。
海に流れてしまったマイクロプラスチックを回収するというのが、海洋汚染を防ぐうえでの大きな課題となっているのです。

生物に与える影響は計り知れないものがある

プラスチック袋などを魚が飲み込んで死んでしまうというのは、世界中のニュースでも取り上げられています。
しかし、こうした見えやすい被害とは異なり、マイクロプラスチックの及ぼす影響というのは見づらく、かえって恐ろしいものがあります。
魚などの体内に取り込まれてしまい、免疫や神経にダメージを与えたり、食物連鎖の中で大型動物においてさらに被害が濃縮されてしまうこともあります。

世界各国でプラスチック袋やストローの使用を禁止するという取り組みがなされていますが、これからさらにその動きが広まっていくことが期待されています。
マイクロプラスチックの問題は、地球環境を守るためにも、しいては人間の健康を守るためにも避けては通れない問題なのです。


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ネオニコチノイド系農薬問題について

昆虫への神経毒性を持つネオニコチノイド系農薬

ネオニコチノイド系農薬は、特に昆虫を標的とした神経毒性を持つ農薬で日本国内においても用いられています。
直接作物への散布をするという方法や、種子に農薬処理をするというケースもあり、様々なものに様々な方法で利用されているのが特徴です。
高い効果があるため、非常に有用な農薬とも知られていて、広い面積での散布がなされています。

このネオニコチノイド系農薬は、長期間にわたって分解されずに残るという特徴も持っています。
そのため、散布された農薬が植物の中に取り込まれ、種子や花粉の中にも入り、それが他の昆虫や動植物にも移っていくという特性も持っています。
この特性によって、直接散布された箇所、昆虫だけでなく広範囲にわたって農薬の影響が拡大するというのが特徴です。

ハチへの大きな影響があることが分かっている

このように、ネオニコチノイド系農薬は長期にわたって分解されずに残り、しかも植物を介して他の動植物にも伝播していくという特徴があります。
特にこの面での影響を受けやすいのがハチで、どんな影響があるのかの研究が進んでいます。

ハチがネオニコチノイド系農薬が残る植物の花粉に触れることによって、農薬の影響を受けると、様々なダメージを受けます。
自分の巣に戻れなくなるという機能障害を起こすことも研究で分かっています。
また、農薬の影響を受けたハチが巣に戻り、さらにそこから仲間のハチに農薬が移り、神経障害を生じさせ大量死を引き起こすということも報告されています。

ハチの大量死は農業分野における大きな損失をもたらします。
ハチの受粉作業は見えないところでも、かなりの程度の作物に影響していて、ハチがいなくなったら相当数の野菜や果物がなくなってしまうのです。

その他の動物にも大きな影響をもたらす可能性が高い

ネオニコチノイド系農薬の影響はハチだけにとどまらず、エリア内にいるすべての動物に及ぶ可能性があります。
ネオニコチノイド系農薬は分解されずにその植物に留まりますので、果実や種子、葉などを食べる昆虫や動物の中にも農薬が入り込むことになります。
当然、分解されない農薬は、その作物を食べる人間の中にも入り込むことになりますので、長期間排出されずに蓄積されていくと人体にも何らかの影響を及ぼすことが考えられます。

たとえば、免疫系に障害をもたらすことが動物実験で明らかにされていますので、様々な体調不良をもたらす原因となります。
さらに生殖機能にもダメージを与えることが分かっています。
胎児の脳機能などにも影響を与える可能性が指摘されていて、生まれてくる子供の精神的異常や発達障害などをもたらす危険性があります。