きれいな地球を守る会

地球温暖化や大気汚染などの環境問題について考え活動する市民団体のサイト

水質汚染の歴史

世界で有名な水質汚染の歴史

世界で有名となっている水質汚染の中には、重油に関わる水質汚染の歴史があります。

といっても、重油に関わる水質汚染の歴史は、それほど長いわけではありません。
実際に、このような問題が知られるようになったのは、つい最近と言っても過言ではないほど近年になって知られるようになったのです。
重油の問題は、船が座礁する、もしくは船同士がぶつかり合うことによって流出事故が起きやすくなると言われています。
ですが、大きなタンカーなどを接触させず、また事故などに巻き込まれずに重油を運搬するというのは大変です。
視界が悪くなり接触することもあれば、古いタンカーのためちょっとした事故で重油が流出することもあるからです。

なので、近年になってタンカーの改修などが行なわれるようになりました。
これで重油に関する水質汚染も一区切り・・・と思ってしまいますが、実際は近年になってからより重油に関する水質汚染は悪化している状況です。
これは船の丈夫さなどに問題があるのではなく、昔に比べて天候不順が目立つようになったからです。
過去と比較しても、近年では大型台風、もしくは竜巻による被害が海上、陸上のどちらでも目立つようになりました。
そのため、タンカーが天候不順により大きなダメージを負ってしまうケースも多く、その影響により重油が流出してしまうケースも増えているのです。

重油による水質汚染は、鳥や魚などにも悪影響を与えますし、なによりもすぐに取り除くことができないほど、被害が大きくなりやすい・・・という面で、他の水質汚染とは違った特色もあります。

国内で有名な水質汚染の歴史

国内で発生したことのある水質汚染で有名なものでは、水俣病と言われているものがあります。

歴史の教科書などを通じて学ぶこともありますが、水俣病とは熊本県で起こった公害のことです。
これを水質汚染公害というのですが、原因は水銀にあると言われています。
本来であれば、このようなものを人間が飲んでしまう、食べてしまうということはありません。
ですが、水質汚染により動植物にも水銀が取り込まれるようになり、魚類などが食卓にあがった際は、水銀を間接的に食べてしまうこともあるのです。

体内で除去できるものではありませんので、このようなものを多く体内に取り入れてしまうと、なにかしらの悪影響が出てしまう・・・ということで、国内では特に有名な水質汚染として知られるようになりました。
また、魚類のみ食してはいけないというものではありません。
ものによっては、海藻さえも危険な状態にあることがありますので、生活そのものが上手くいかなくなるという面でも、水俣病は他の水質汚染と違った側面を見せてくれます。